第314回定例研究会

【日時】2024年 1月 31日(金) 14:00~16:00
【場所】オンライン(zoomミーティング)

参加をご希望の方は、2024年 1月24日(水)までに申込みフォームよりお申込み下さい。
お申込みの皆様には開催前日までにオンライン接続先および講演資料をお送りいたします。

お問合せ先:2022mokuzai[at]gmail.com ([at]を@に変えてください)



14:00〜14:50
 馬 特 氏(名古屋大学 大学院生命農学研究科)
「近赤外ハイパースペクトラルイメージング法を用いた 吸湿・脱湿過程における木材内部の水分分布のモニタリングおよびモデリング」

概要:
近年、分光分析と画像解析を融合させたハイパースペクトラルイメージング(HSI)法が開発され、
スペクトル情報を各画素レベルで取得し、従来のスペクトル解析をそのまま面情報として展開できるようになった。
本講演では、近赤外HSI法と多変量解析を用いて吸湿・脱湿過程における材内の水分分布のモニタリング手法を提案し、
非等温条件下での水分移動機構のモデル化について発表する。


15:00〜15:50
 中川 美幸 氏(森林研究・整備機構 森林総合研究所)
「スギ材の持つ多様な機能を評価する」

概要:
スギ材はその特性を生かして内装用から構造用まで、様々な用途で我々の身の回りで使用されている。
スギ材の利用を進めるにあたっては、各種機能を正しく評価することが重要である。
本講演では、大気浄化機能評価、乾燥技術開発、強度性能評価など、
複数の分野に渡って取り組んだスギ材を対象とした研究事例を紹介する。